読んだ本

奥田英朗『我が家のヒミツ』読みました。

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ちょっと涼しくなるとまた色々とやる気が出てきて、毎日時間が足りない状態です。
でも『読書の秋』ですのでつい図書館に寄ってしまいました。

奥田英朗さんはもうたくさん読みました。
『邪魔』『最悪』『無理』『ナオミとカナコ』なんかかなり面白いです。

面白い作家さんって読みやすいのも特徴。
読んでいて意味がわからず『ん?』と言って読み戻ることがない。
加えて話の続きが知りたくてどんどん進んでしまう。
奥田さんもそんな作家さんの1人。

あいかわらず題名を見ても読んだかどうか曖昧な私ですがパラパラとめくって見て決めます。
それでも途中で『あ、これ読んだ』ということもたまにありますけどね(笑)。

今回は『我が家のヒミツ』。
短編集で家族のお話。

サスペンスやミステリーを読むことが多い私ですがこれは怖いお話もなく安心して読めます(笑)。
1話づつ読めるのも少しの時間も読書したい私にぴったり。

簡単に感想を書きます。

 

ピアニスト

歯科医院で働く女子の元にファンであるピアニストが患者として訪れるというお話。
自分だけが知っているピアニストの姿を見て優越感を感じる気持ちがよく出ています。
本人にファンであることを伝えないところがなんか女ですね。

 

正雄の秋

仕事一筋の53歳の男が出世レースに負けて急に自分を見失いそうになります。
私も3人の子供を抱えて男になんか負けるかーと働いていたので、働く男子の気持ちはよくわかるつもりです。

仕事一筋は良くないです(笑)。
そういう人は家庭から逃げたい人も多くて(笑)。

やっぱり人生を楽しんでその中で仕事を頑張るのが出世レースなんかに惑わされない秘訣だと思います。
そういう点は結婚や出産などがありうる女性の方が柔軟ですよね。

男性は逃げ場がない。
人生の転機が少ない。

でも男性の頑張りも女性は見ていますよ。
頑張れ!
つい長くなりました(笑)。

 

アンナの十二月

12歳になったある日、父親が本当の父親でないことを知らされる女の子の話。
そして16歳で本当のパパに会い、そのパパがちょっとした有名人でちょっとカッコよかったので本当のパパの方に肩入れしてしまう話。

16歳の女子なんてちょうど多感でかっこいいもの有名なものセレブ感なんかに憧れるお年頃。
よく気持ちはわかります。
育てのパパがいい人なのでよかったと思えます。

 

手紙に乗せて

50代で奥さんをなくしたお父さんとその娘、息子のお話。

そんなに落ち込むかというくらいお父さんが落ち込むので息子や娘が家族を考えることになります。
ちょうど社会人になったばかりでこんな出来事があるとまた成長しますね。
子供と親がちょっと逆転したりすることもある時期だな。

 

妊婦と隣人

妊娠して家にいることになった主婦が暇なのでちょっと怪しいお隣が気になって仕方がないお話。
暇っていらない情報や妄想が増えて良くないですよね。

それを聞かされる旦那さんが可哀想とひたすら思いました。

 

妻と選挙

妻がいきなり市議会選挙に出ると言われた作家である旦那さん。
控えめそうな旦那さんが徐々に奥さんを応援するように。

私が旦那さんだったら奥さんが選挙に出るなんてやだな。
優しい旦那さんです。

 

短編集はちょっとした隙間時間に読めるので忙しい方や本を読むのが苦手な方にもオススメ。
奥田さんもオススメですよ。

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