カテゴリ別!クリーマやミンネで売れるようになるためには?
今日はさっそくですが、Creema(クリーマ)やminne(ミンネ)で作品を出品する際にどうすれば売れるようになるのかをカテゴリ別に考えていきたいと思います。
すべてのカテゴリを網羅するわけではないですが、考え方のひとつとして参考にしていただければと思います。

じゃあ、さっそくいくわね!
アクセサリー・ジュエリー編

アクセサリーのカテゴリの一番の印象は「出品数が多い」というところです。

つまり競合が多いということですね!
ただ売れるだけでなく、しっかりと利益を作っていこうと考えるのであれば単価のことをしっかり最初に考える必要がります。
ざっと見た感じ、売れているものであっても価格帯が低い印象なので、基本的にはそれを高単価の路線へズラすことが大切です。
そして、露出と見せ方で差別化を図っていきます。アクセサリーは特に写真クオリティが大切で、光の入ったキラっとした感じを出せるかどうかで売れ行きも変わるはずです。
ファッション

ファッションや服に関しては私の専門分野なので、この項目だけでなくその他の記事も合わせて読むことをお勧めします。
オススメ記事:ハンドメイドを本業に変えるお金の考え方
上記写真だけでなく、ファッションカテゴリの全体に目やると、8,000円~1万円弱のものがよく売れている印象があると思います。
そこで対策としては、生地のクオリティを上げて10,000円を超えた定価にして売ることがハンドメイドで稼いでいく基準になります。
また、インターネット上の買い物ならではの細かな気遣いの場面もあります。
サイズの「お直しできます」を一言文章に添えることは非常に大切なことのひとつです。中には 背が極端に低い人もいれば、少しぽっちゃり目の人もいるわけです。
サイトにアップする商品写真は、全体、コーディネート例など、一通りのものを押さえて撮影する必要があります。
バッグ・リュック

全体を見通すと、革の良いバッグと布で作られたバッグの2つに基本的には大きく分かれます。(もちろん籠などの別バージョンもありますが)
様々な価格帯が出ているので、どこで自分が戦うかを決めることが大切になります。
いろいろ作るよりも、まずは2万円前後で色違いなど、同じようなものを並べるといいと思います。

ここはこういうバッグが売ってるんだなというブランディング(イメージ定着)に近づいているわけだ。
ターゲットの絞り込みもしつつ、バッグはつい脇役になってしまうことが多いので、コーディネート例の写真までを用意していくと良いかもしれません。
家具

家具はハンドメイドサイトで売るのにもってこいの作品だと私は考えています。サイズ感が大切な家具は、オーダーメードができるというところに大きな強みを持っているからです。

確かに、部屋に合ったサイズ感ってとても重要ですね!
実際にハンドメイドサイトで家具を売る人というのは、注文を受けてから作ることが多いため、反対に考えると、サイズ変更や変更可能箇所を事前に詳しく説明するのがお勧めです。
見せ方についても、サイズ違いの写真をたくさん載せるよりも、代表的な作品をひとつ載せて「サイズ変更できます」と伝える方がわかりやすいと思います。
アンティークな家具は引き続き売れる傾向を感じますが、一方で日本特有のハンドメイドマーケットでは、昔ながらの重厚な家具は売りにくさの課題をまだまだ抱えているように感じます。
食器・キッチン

窯元の人たち(〇〇工房)がけっこう多くの出品をしている印象があります。
ゆえにとてもブランディングがしやすく、それぞれの世界観も発揮しやすいのではと考えています。

確かに、同じ作家シリーズでテイストを揃えたくなります!
そう考えると、例えばコップ専門というような見せ方をするのではなく、食事の風景やキッチン用品をオシャレに飾ったキッチンを想像しやすいようなセット売りもありだと思います。
2つセット、食卓セット、朝食セット…。
見せ方の工夫次第でいくらでもチャンスが落ちている出品カテゴリだと考えます。
ベビー・キッズ

キッズやベビー服は、作るのがカンタンなことから、作家がもっとも多いジャンルのひとつだと思います。スタイなどはかなり競合も多いのではないでしょうか。

本気で稼ぐのであれば、今からの参入は少し難しいように感じます。
とはいえ、どうしてもキッズ・ベビー用品で勝負したいのであれば何かしらの方法論やハウツーを得る必要があると思います。
プレゼントで使われることも多いので、ラッピングクオリティで差別化を図るのも手です。
その際、サイズ展開が大切なので、どこまでのサイズに対応ができるのかをていねいに載せる必要があります。
男の子、女の子の両方で使えるものにするとさらに良いのではないでしょうか。黄色など、性別に影響しないカラーを使うのもポイントです。兄弟で使い回すのもベビー用品の特徴です。
フード・お酒・ドリンク

フード関連はいろいろと見せ方に工夫ができます。
分かりやすいのが「ギフト」です。お歳暮やバレンタインなどの時期や季節を上手に使って狙うと、売上にダイレクトに良さそうです。
このフードカテゴリーというのは、服やアクセサリーなどを買いに来た人がなんとなく「フード」のボタンをクリックして覗き、「美味しそう~」と感情が動いて買う可能性もあります。
お店ですでに食べ物を売っている人であれば、楽天だと出店料がかかってしまうので、まずはハンドメイトサイトからスタートすると良いと思います。
フード通信販売入門所、のような位置づけで使うと面白いのではないでしょうか。
また、ラッピング技術などの経験値アップにもお勧めです。ハンドメイドの販売サイトは、暗黙の了解として、下手でも許されやすい環境なのではないかと想像できるからです。
まとめ

じゃあ最後に、ハンドメイド販売のポイントをまとめるわよ!
ハンドメイドの販売に限った話ではないのですが、売上というのは「販売数×単価」によって決まってきます。
そうすると当然、
- 販売価格を上げやすい商品
- 販売の工夫がしやすい商品
が戦略上はもっとも簡単に売上があがるハンドメイド商品になる、ということです。
単価そのものを上げやすいファッションカテゴリーや、セット販売で複数個を売りやすい食器やキッチンシリーズ、そして家具。
フードは季節やギフトシーズンに合わせて販売の工夫がしやすい印象があったと思います。
このような視点から、今回解説しなかったカテゴリーにおいてもご自身で戦略を巡らせるヒントにお使いいただければと思います。
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