コロナ前と後、ハンドメイド販売のやり方

2020年の初めから広まったコロナウィルスは、ワクチン接種も進み
徐々に落ち着きを取り戻してきているようです。

このパンデミックがもたらした影響は、仕事、生活、健康面など多岐に渡り
人生の転換を迫られた方も多いのではないでしょうか。

私たちのハンドメイド販売も然り。
コロナによって左右された1年半あまりでしたね。

皆さんはいかがでしたでしょうか。

私の場合の売り上げ推移

  • 2020年春:急激に売り上げが伸びる
  • 2020年夏:そのままの勢いで順調な売り上げ
  • 2020年冬:前年度より順調
  • 2021年春:3,4月は爆発的に売れる
  • 2021年夏:急に売り上げ減少

このような予想もつかない展開でした。

2020年の展開の理由としては
『コロナ初めは店舗なども軒並みに閉まり買い物する場所がなくなった。』
『外出自粛などでネット販売が主になった。』
ことなどが挙げられます。

また2021年に入ってからは
感染は拡大傾向にあり、相変わらず外出を控えなければならず
ネット販売が主流であることに変わりなく。

ただ、思ったよりも自粛期間が長く飲み会はなくなり
帰省や旅行もままならず、新しく服を買う必要がなくなってしまったのが
夏の売り上げ減少につながったのではと自己分析ですがしています。

今後のハンドメイド展開予想

あなたの売り上げだけ聞いても全体はどうなんだろ?
という疑問が湧きますよね。

これを見てください。

creema決算資料より

crremaの流通総額の変移グラフです。
マスク関連を除いても順調に伸びているのが分かります。

creema決算資料より

続いてこちらは、出品数とアプリのダウンロード数。

こちらは5年前からのデータですが、どちらもグングン伸びています。
よくみるとアプリダウンロード数伸び率約2.4倍に対して
出品数の伸び率は約3.3倍

需要よりも供給が増えているのではとざっくりですが推測されますね。

6年やっており私もそれは感じておりまして
同じような作品がたくさん並び、以前のように新作を出しても
明らかに上位表示されなくなってきています。

コロナ禍でおうち起業が増えてきているのもあり
今後もこれは緩やかに続いていくのではないでしょうか。

これは個人が起業しやすい世の中になってきていることからもそう思います。


SNSがこれだけ普及し、クラウドサービスも充実し、
テレワークでよかったのだとコロナ禍でわかってしまったので
ハンドメイド始めネットショップを始めるハードルは年々下がってきているのは間違いないのです。

独自性をもつことの大事さ

ただでさえ今は『ないものは無い』世の中。

ハンドメイドにしても
同じようなワンピース、ネックレス、小物類がずらりと並んでいます。

その中で見つけて選んでもらう工夫は、コロナに関係なく
最重要課題です。

そう、コロナは関係なくこれらを意識しやり続けているヒトだけが
今後も生き残っていくのは変わりません。

やることは

  • 常にアンテナをはる
  • 誰でもない独自の世界観を作る
  • 柔軟に考える
  • 健康に気をつける
  • 人に優しくする
  • 楽しむ

仕事だけ見ずに、ライフスタイル全体を整える。
ここにこそどんな時代も生き抜いていける力が隠されていると

55年生きてきて改めて感じているこの頃です。

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yumiko

2016年から『手作りのリネン服shop』を運営しています。 自分だけの小さなブランドを作る方法も発信中。