Creema を使いこなして売上アップ!超戦略マーケティング
今日はCreema(クリーマ)で利用可能な「機能」を使って売上アップに直結させていく、具体的で戦略的なマーケティング手法についてお伝えしていきます。
「機能」はこまめに変更されていきますので、現時点(2019年10月)のものをベースに、随時こちらの記事を更新していきたいと思います。
ぜひ、日々のハンドメイド販売へとお役立てください。
キャンペーンを使う

キャンペーンというのは「秋のワンピース特集」「夏のブルー特集」という類のものよ
そのほかの販売サイトにもキャンペーン機能はありますが、Creema(クリーマ)の最大の特徴は、「事前にキャンペーンが始めることを教えてくれる」というものです。
「〇〇日までにキーワードを入れて載せてください」
そういったメッセージをいただけるんです。
もちろん絶対に掲載されるわけではありませんが、私の場合ですと載らなかったことの方が少ないぐらいです。
Creema の画面をスクロールして2~3回の範囲で映ってるとかなり売れるので、参戦した方が絶対にいいです。少なくとも1個は確実に売れると私は踏んでいます。
そのためにも、キャンペーンの内容に応じた作品を作り、キーワードを入れておくと特集が出たときにCreema の販売トップページに1週間ぐらいはスライドで載るようになります。
単価が高い商品であれば1個売れるだけでも大きな成果ですし、そこで認知が広がると定番のロング商品になることもあります。

一度売れると、それをまた別のところで掲載してくれてロングセラーになることが期待できるのよ
私の過去の実際の事例を紹介すると、
minne のメルマガに掲載されて、一番上の1枚に選ばれた時(スマホでファーストビュー)は、14,800円のワンピースが2日間で23枚売れました。
(ある意味で売れすぎてキャパオーバーになるので、そういう時はSOLD OUT を出すこと)
ここでわかるのは、いかにお客さんだけでなく、Creema(クリーマ)やminne(ミンネ)などの販売サイトからも選ばれることも大切ということです。
※ちなみに掲載の有無は、ほぼ写真で決まるので、写真にはこだわりましょう!
作品プロモーションを使う
Creema の作品プロモーションという機能があります。
作品を選び、それに対し1日いくらを使うのかを決めます。1クリックいくらの広告で、PR枠として販売サイトのトップページ一番上に掲載してくれます。
1,000円ぐらいの広告費ですとあっという間に使い切ってしまうので、よく考えて使う必要があります。この「PR枠」の作品プロモーションは、通常の季節キャンペーンなどと併用して使うとより効果的です。
ポイントキャンペーンを使う
ポイントキャンペーン(ポイント10倍デー、5倍デー)という機能があります。
1万円を買ったら1000円分のポイントが手に入り、次の買い物に使えるという仕組みで、Creema(クリーマ)特有のものです。
この「ポイント10倍デー、5倍デー」に合わせて「作品プロモーション」や「自分の自腹で行うポイントプロモーション」の合わせ技を行うと効果的です。
※ポイント還元を自腹で行えるプロモーション機能もあるんです
このポイントキャンペーン「5倍デー」「10倍デー」というのはお客様側でもチェックしている人が多く、私もこのタイミングで1日に24枚売れたこともあります(平均単価12,000円)。
忙しくて死にました(笑)うれしい悲鳴です。
自腹ポイントデー、送料無料デー
先ほども触れましたが、ポイント還元を自腹で行うポイントデー設置のほか、「送料無料デー」なども売り手側の金銭負担で設置することができます。
販売サイト側が何もキャンペーンを行っていないタイミングで独自に実施すると、「お気に入り」にいれてくれることも多くなります。
「お気に入り」に入れてもらえると「通知」が相手に届くので、販売戦略上も非常に効果的です。

「送料無料デー」を作ったら、1日に7~8枚のペースで売れました
商品が売れにくいお盆の期間でも15枚ぐらいを1週間で売り上げたこともあり、非常に使える方法です。
その代わり、キャンペーンの後は注文が減る傾向にあったり、ポイントや送料を自腹で負担している分も含めて利益の計算をする必要が出てきます。
それでもたいていの場合は全体を通して売上が底上げされる傾向にあります。
何よりも、一度大きく売れた商品は販売サイトの方でも定番商品として取り上げてもらえることが増えるので、戦略的にこういったプロモーションの時期を作り、認知させていくことも大切になってきます。
いかに露出させるか、いかにCreemaに取り上げてもらえるか。それがポイントです。
自分で特集を組める機能を使う
Creema には自分で特集を組み、人の作品もまとめてキュレーションする機能があります。
このキュレーション特集は、自分の商品と他人の商品を一緒にまとめて売る方法ですが、これはどちらかというと、作り手同士みんなで応援し合うための機能だと感じています。

お客様側から見たら、普通の特集のように映っているのでしょうけれど…
これにもいくつかコツがあり、たとえば「服とバッグ」をごっちゃまぜにして売ると、両方のカテゴリから見つけてくれるので相乗効果を期待できます。
また、トータルコーディネートの提案にもなるので、1回あたりの売上が大きくなることも期待できます。
このようにして「売れているから、もっと売れる現象」を意図的に作っていくことが大切です。
ランキングとして一緒で、1位や2位として名前が載るからこそより目立ち、より認知され、より売上につながる。
そういった法則がハンドメイドの販売サイトでも起きている、というお話でした。引き続き、新たな販売戦略が見つかった際には追記していきたいと思います。

