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ハンドメイドのこと

ハンドメイドを本業に変えるお金の考え方

今日はハンドメイドのお仕事を趣味や副業ではなく、「本業」にするために不可欠なお金の話をしていきたいと思います。

もう少し具体的にいうと、「単価」と「利益」についての考え方になります。

このポイントを押さえることで実際に私は、外注のスタッフさんふたりにそれぞれ月10~15万円ほどのお給料を出せるほどにもなりました。

商品単価と利益という2つの視点を意識して、ぜひ読み進めてみてください。

作ることよりも「売る」に意識を向ける

ハンドメイド作家を続ける中で「趣味としての成功」を目指すのであれば、価格設定を気にする必要はありませんが、商売として、本業で続けていこうと考えた場合そうはいきません。

本気で「本業」にしたいのであれば、高めの単価設定はとても大切です。

と同時に、作品を作ることよりも「売る」ことを重視していけるように脳みそのスイッチを切り替える必要があります。

私は前職が「営業」だったこともあり、売ることについてはすでに知識がある程度あったので始まりがスムーズでした

今日の本題は、価格設定/単価の決め方にポイントがあるのですが、そもそも売る力がなければまったく意味がありません。

多くの人は「売るのが大変」→「値段を下げて売りやすくしよう」と発想するのですが、これがハンドメイドを本業ではなく趣味レベルに落ち着かせてしまっているひとつの要因です。

下記2つの記事は「売る力」を身につけるために役立つと思いますので、価格設定/単価の前に「売り方」を知りたい方はまずはこちらをご覧ください。

参考: Creema を使いこなして売上アップ!超戦略マーケティング

それ以外にも、売るための力を身につけるための本やセミナーは数多くありますので、ぜひ学んで実践を繰り返してください。

ハンドメイド作品の単価を上げる方法

ハンドメイド作家さんの多くは「売る」ことに慣れていないため、どうしても価格を安く設定してしまいがちです。

特に多いケースは、原価から考えて利益がちょっと出たらいいなという発想です。

ただ、その原価の考え方自体がそもそもできていない様子もちょくちょく見受けられます。なぜなら、材料費しか見ていないからなんですね。

本来であれば、ハンドメイド作品が作れるようになるため購入した本なども原価に含まれますし、材料を買うために使った交通費、試作品の数々に使ったお金も全部合わせて「原価」です。

ムダになって使わなかった材料だってありますよね?

そして何よりも見落としがちなのは、自分の給料です。

自分の時給や利益を忘れてはいけません

一番大事なのは自分の時給であり、稼動時間のはずです。少なくとも最低賃金に該当する、時給700円~800円は設定するようにしてみてください。

ハンドメイド作家さんの場合、自分では簡単にちゃちゃっと作っているつもりが、実際はけっこうな時間がかかっていることってよくありますよね…

そこに対してラッピング費用などの諸々を換算すると、当初考えていた原価よりもずっと高い値段が付けられることになると気づくと思います。

そして商売として「本業」を目指すのであれば、利益を残すことがひとつ求められるでしょう。

自分の時給さえ得られればOKという考え方もあると思いますが、事業を継続していく上では、それだけではいけないことにやがて気づくでしょう。

単価アップ、価格設定のポイント

ここからは具体的に、どのようにハンドメイド作品に値段を付けていけば良いのかを見ていきたいと思います。

コツは、原価とは別に「価値」の部分から価格を考えるという方法です。

自分が買い物客になった場合はイメージして欲しいのですが、同じ材料から作られたスカートとワンピースがあったら、それは同じ値段だと思いますか?

う~ん…。デザインや縫製の質によっても変わると思いますし、カジュアルよりもフォーマルな服の方が高くても納得感があります

つまり、「原価+時給」だけでは適正な価格を決めることはできないんです。

商品価値を上げていくためのコツ

ここからは「洋服」のハンドメイド作品をベースに考えていきたいと思います。

商品価格は、「原価+時給+付加価値」で考える必要があるのですが、すぐに付加価値を高めるための良い方法は、写真の撮り方やデザインの工夫です。

私が「minne(ミンネ)」や「Creema(クリーマ)」に掲載されているハンドメイド作品を見ていてよく感じることは、

ちゃんと魅せることができていなくてもったいないな~

ということです。

皆さんも、コンビニで売られているペットボトルのジュースに何もラベルがなく液体だけが入っていたら150~200円というお金を払うのをためらうのではないでしょうか。

オシャレで訴求力のあるデザインが施されているから「買いたい!」と感情が動くはずです。

つまり反対に「私、こんなにオシャレな服を買ったんだ!」って思ってもらえる工夫ができると、付加価値として 1~2割の価格を上乗せすることができるわけです。

そのためには、ネームタグやラッピングの部分でしっかり作り込むことが大切です(タグ代50円で、単価が500円は上がります)。

利益を出すことはなぜ大切なのか?

利益の仕組みを大企業のように考える必要まではありませんが、少なくともお客様への「おまけ/サービスに使える」ぐらいまでは想定して良いと思います。

材料の質を上げて作品に反映させることで、より単価を上げることもできます。

おまけやサービスはお客様に喜んでもらえる取り組みのひとつになりますし、作業を外注化することができればより生産性も高まります。

作品アイデアが得意な人はそこだけに集中する方が良いわけで、利益が十分にあれば、苦手な事務管理などを外に依頼できるようになります。

私が事務管理が苦手なので例えとして挙げてみました^^;

ネームタグやグッズなどを制作すればブランディング効果を高める期待もできますし、ウェブサイトのデザインを外注してクオリティを上げたり、日々の投稿記事をライターさんに書いてもらうこともできるでしょう。

これはつまり、良い循環が生まれているということです。

お金に余裕が生まれてからは、実をいうと私は制作のほとんどを外注スタッフさんにお願いしていて、私自身は新しい服のアイデアを構想したり、より多くの人に届けるマーケティングの学ぶに時間を充てたりしています。

何よりも、自分の生活をより良くすることが重要です。ハンドメイド作家とはいえ、立派な経営者です。心やお金の余裕が、結果的に良い循環を生みます。

客層が変わるとクレームの心配もなくなる

単価を上げることで期待できる良い効果がもう一つあります。

それが「客層」です。

良いお客様は、今後もリピートしてくださったり、ほかの商品も合わせて買ってくれる可能性もあります。

繰り返しの余計なメールのやりとりが減ったり、クレームなどもほとんどなくなります。むしろ販売サイトへの嬉しいレビューが増えたりします。

ハンドメイド作品の質が高いことはもちろん大前提ですよ!

その背景には「高いものを買うと満足度が高くなる、良いものを買ったと思い込みたい」という人間心理も少なからず働いていると思いますが、もうひとつ大切な理由があります。

それは、「あなたから買う」ということ自体に大きな付加価値を感じている人が買ってくれるようになる、ということです。

いかに安く買うかを考える心理と、良いものを高くてもいいから素敵な人から買いたいと考える心理では、コミュニケーションの時点からして大きくちがいます。

これが「単価を上げた方が良いお客様に恵まれる」という仕組みです。

まとめ

今日の内容は「原価」に加えて、「時給」「付加価値」をちゃんと代金に含めましょう、というお話でした。

そのために簡単にできる方法が、写真の撮り方やデザイン、ネームタグの設置やラッピングの工夫などです。

しかしそれを実践するにも、まず大切なのはあなたのお金に対する「考え方(マインドセット)」です。

ぜひ今日の記事から、原価に「時給」を上乗せすることの大切さ、そしてさらにそこへ「付加価値」をつけて「利益」を生みだすことの重要性を腑に落としていただければと思います。

下記の記事では作品に付加価値をつけるさらに具体的な方法をまとめています。ぜひご覧ください。

参考: 初心者が販売サイトでハンドメイドを売る3つのコツ

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メディア編集室 mauve pink
mauve pink メディア編集室です。代表のYumiko と広報PR担当による共同執筆記事の場合に表示しています。

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