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ブランドのこと

持続可能な未来をつくるブランド展開 Mauve pink のこれから

私はこれまで「職人型」の働き方で、個人事業主としてハンドメイド販売のお仕事を続けてきました。

それが2020年になりコロナ危機が叫ばれる中、これまでCreema をベースにしたオンラインでの受注から販売、納品、フォローアップのしくみが功を奏してか、昨年を超える数のお客さまからご注文をいただいております。

しかし世の中を見渡してみれば、企業やお店の売上減少から、給料や雇用面で厳しい展開が余儀なくされている現状がある中で、自分にできることは何かを深く考えさせられることにもありました。

そんな中、2020年の設計の見直しを進める中で「アパレル起業」というひとつのキーワードをベースにミッションの改定を進めています。

これまでのミッション

私のこれまでの活動を支えてきた、根っこにある価値観があります。それが「女性の自立の応援」です。

私は離婚を経験していて、3人の子どもを自分ひとりで育てるしかなかったという原体験があります。

当時は会社員でしたが、どうしても一家の大黒柱として稼ぐということを考えると夜中まで残業をしなかったり、ノルマの課せられた厳しい環境に身を置いたりする必要がありました。

そんな私が当時思っていたのは、自分で仕事ができる人になりたいということでした。アロマセラピーや士業の資格というような、手に職をつけて自分でお金を稼げる方法を探していました。

この過去のできごとが、今の私のモチベーションの源泉です。この大変だった時期が忘れられないのです。だからこそ同じ境遇の方にとっての励みや支えになれるような自立の応援がしたいと思っていました。

だからこそまず始めに、自分が精神的にも経済的にも自立できる女性になるためここまで走ってくることができました。

たとえどんなハンデや抱えているもの(身体の不自由、借金、シングルマザーなど)があったとしても、はじめの一歩として趣味から始めることもできるんですよと伝えられるようになりたかった。そんな思いがありました。

そして実際に今ではそれを語れるだけの実績もできあがりましたし、つらい時期を乗り越えるとまた新たに楽しい時期がやってくるんだよ、ということも新たに伝えられるのではと考えています。

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その一方、自分のステージが上がっていくにつれて、これまでに見えていなかった、もしくは見る余裕のなかった新たな社会課題に意識が向くようになりました。

新たに見えてきた社会課題

これまでは「女性の自立」というテーマを掲げてきた私のお仕事展開でしたが、ここへきて新たに2つのテーマが加わりました。

ひとつが「雇用」について。そしてもうひとつが「ハンドメイド」という手作業であることの価値に関してです。

ライフステージ合わせた雇用

ライフステージが変わる女性だからこそ、リモートを活用したキャリアの形成にかかわっていければと考えています。

現状では子育てをしながら会社員を続けるにはまだまだ自由度が低く、倒産やリストラなどのリスクも考えられます。

そんな中で私にできることは、リモートワークの形で服をつくる縫製のお仕事をしたい人たちへ向けた、具体的な仕事依頼です。

今でもそういった売り手と作り手をつなぐマッチングプラットフォームは存在しますが、利用時に引かれる手数料などのことを考えると直接取引ができることに越したことはないはずです。

まだまだ私も売る力が十分にそなわっているわけではないので、何百人、何千人と雇用する段階ではありません。

ですが、リモートオフィスならぬ、「リモート縫製工場」というモデルを作り上げロールモデルになることはできるのではと考えています。

現在(2020.5月の時点)では3名のパートナーの方々と服作りをしているのですが、今回新たに増える予定でもあります。この規模を広げながら、発注側と受注側というような内職構造ではなく、リモートで組織がまわるオンライン上の企業をつくりたいと思っています。

ハンドメイドであること

Creema で服を販売するようになってより確信になったこと。それが「既製品が合わない人は多い。中肉中背というのは意外と少ない」という現実です。

これに対し、オーダーメード販売の形で問題を解決しようとすると、お客さま側の目線からすると「値段がめちゃくちゃ高い」という新たな課題にぶつかります。

そこに対して「ハンドメイド」であることは非常に大きな救いがあると感じてきました。

つまりオーダーメードほど高くもなく、それでいて自分の体のサイズにぴったりな洋服が変えるという場があるということです。

これから私は「雇用」の面からも女性の自立支援に携わっていきたと考えていますが、それによってこれまで喜んできてくださったお客さまを置いていくことはできません。

そこで、工場生産部門(アパレル部)とスタッフによる手作り生産(ハンドメイド部)の両方を残すという方針を取ることにしました。

アパレル起業の方針まとめ

「女性の自立支援」というテーマに加え、「雇用面からの女性の働き方支援」そして「すべての女性に合ったサイズの展開」という指針をベースにこれから私たちのブランドも成長していきます。

もともとこちらのサイトは、

  • 自分でハンドメイド作品を売ってみたい
  • 副業から小さく自分で稼ぐ経験をつみたい

という思いを持つ方への教科書となるようなイメージで制作をスタートさせました。

しかしこの取り組みを続ける中で、上記でお伝えしたように、ブランドとしてできることがもっともっとあることにも気づくこととなりました。

そこでこれからはハンドメイドとアパレル起業双方での取り組みについてお伝えしていければと思っています。

これからこのサイトを通してつながる読者の方々と、一緒につくりあげていけるブランドを目指し活動していきます。

関連:服作りはブランド体験から考える

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yumiko

yumiko

2016年から『手作りのリネン服shop』を運営しています。 デザイン、縫製、発送までを手がけ、creema.minne.iichiなどのハンドメイドサイトやBASEでも販売中。

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