会社員でも副業・在宅ワークで月5万円を稼ぐための方法

今日の記事タイトルは在宅のお仕事で月5万円を稼ぐための方法…、なのですが、本当のところをいうと「会社員の給料を超える」ところまでを想定していきたいと考えています。

厚生省のデータによると、在宅ワークで手にできる収入は「80%以上が年収100万円未満」という結果もあったりしますが、ではどのようにすれば年収100万円以上のトップ20%に入れるのか?

そういったお話をしていければと思います。

参考:在宅ワークって年収どれくらいを見込める?

仮に会社員の平均年収が450万円前後だとすると、私が在宅ワークでひとりでそれ以上の収入を得ていますので、具体的で可能性のあるお話ができると考えています。

私がママ向けに在宅ワークを提案する理由

私が会社員をしていた頃、男女問わず「会社を辞めたい」という声は周囲に溢れていました。

以前はそうはいっても独立・起業をするための十分なインフラが揃っていませんでした。しかし今は、インターネットやスマホ、販売サイトなどなど、環境は整っています。

独立・起業のハードルは低くなり、誰でも挑戦しやすくなりました。

その選択肢として、Webでハンドメイドの服も売れる時代です

また、このテーマを子育てママを中心に考えてみましょう。

多くの課題が浮き彫りになってきますが、その問題を解決するための方法として「在宅ワーク」がいかに有効かが見えてきます。

月5万円をなかなか稼げない状況

小さなお子さんを抱えているママさんの中で、保育園に預けられない状況で月に2~3万円、できれば5万円を稼ぎたいと考えているとしましょう。

どこにも預けられないため、パートやアルバイトすら難しく、内職にもチャレンジしてみるものの単価が安く月2~3万円といえども大変です。

また内職になると部屋が散らかりがちで、納期にも追われ時間が圧迫。それでいて稼ぎもほとんど見込めないのが多くの現状だったりします。

母子家庭で生活費を稼ぐ必要のある状況

シングルマザーが急激に増えている昨今ですが、女性ひとりで子どもを育てるのは大変なことです。

私も3人の子どもを抱えたまま、母子家庭でずっと育ててきました。子どもの野球の試合を観に行ってあげられないことで悩んだこともありました。

その経験からも、仕事で忙しくしていると子どもとの時間をなかなか作れないことに罪悪感を覚えることもあると思います。

我が家は3人の子どもがいたので、私が仕事で土日も出勤しなければいけない時もワイワイやっていてくれたので助かりましたが、仮に一人っ子で母親がずっと家にいないとなると、精神衛生的に心苦しいこともあるのではと思うのです。

小学校低学年のうちは残業のある仕事もできないでしょうし、病気で学校を休まなくてはならない時の対応も大変です。

在宅ハンドメイド仕事で十分な収入を得るために

私がこれまで見てきた中で、子どものスタイ(よだれかけ)をCreema で売って100万円近くを稼いでいる方が実際にいらっしゃいました。

スタイであれば、子どもがお昼寝をしている時やご主人が見てくれている時間、遊ばせているときに制作ができそうです。

これが以前であれば「内職」で単価もすごく安い作業だったとしても、自分で売ることができれば収入はぐんと跳ね上がります。

しかもその営業活動のほとんどは販売サイト(Creema やminne)がやってくれるわけですから、多少の戦略はいるものの、昔の独立起業に比べれば大きくハードルは下がりました。

子供が1~2人で、月に25万ぐらいが必要な程度であれば、一日中家に居ても仕事が成り立ちます

ハンドメイドであれば自分のペースで仕事できるので、子どもと一緒にいてあげられるメリットがあります。歩合制の営業をやるぐらいなら、在宅ワークを私はお勧めします。

ただし、ここで絶対に押さえておきたいのが「単価」の設定です。

例えばアクセサリーの販売をするとしましょう。売上1,000円に対し、原材料に500円がかかっているとしたら、利益は500円です。

一方で単価の高い服や家具のハンドメイドの場合は、同じ半分が原材料に取られるとしても、5,000円のものを10,000円で売ることができれば、利益は5,000円です。

同じ「半分」でも、単価が変われば利益も変わるので、そこの設計だけはよく考えた方が良いと思います。

薄利多売だと手作りだけに、時間と労力の面でいろいろと考慮する必要がでてきます。会社員の給料を超えることがムリではないにしろ、色々と考える必要が出てくるでしょう。

在宅で仕事をするための心構え

在宅ワークと聞くと、「好きなことを、好きな場所で、好きな時間に」と考えることが多いのではないかと思います。

実際に私は、まさにその通りの状況で日々お仕事をさせていただいています。ただ、その解釈にズレがあると「思っていた働き方とちがう…」となってしまうかもしれません。

ここからは、在宅ワークの心構えについて触れていきます。

在宅ワークの時間の使い方

「好きな時間に働ける」というのを聞いて、「ダラダラしよう…」と考えてしまうのはNGです。むしろ致命的とすら言えます。

私の場合はずっと会社員をしてきましたので、独立直後はリズム的にも朝から仕事をしようと決めていました。

朝起きて、ちゃんと着替えて、お化粧もするのが大切(パジャマのままはNG!)

例えば朝の6時ぐらいから仕事をしてもいいですし、9時くらいから始めようと考えたら、その前の時間に掃除や洗濯などの家事をさらっと済ませ、夕方ぐらいまでに仕事を終えます。

ハンドメイドの良いところは、そんなに気持ちの切り替えをする必要がないことなので、スキマ時間なども大いに活用できます。

私は野球観戦が好きなので、夕方の18:00には仕事を終えるようにしていました。その代わりに夜にちょっとだけ作業をすることもあります。

お休みの作り方も、会社員の頃には参加できなかった平日の日中に行われるイベントに参加したり、映画などを満喫することもできます。その代わりに、土日に働くなどの調整ができるわけです。

決まった時間というのは「まったくない」ので、夜中に働きたい人は夜中に働くのもいいわけです。

売上がないと不安になりそうな時の対処法

会社員は安定しているけれど不自由で、独立すれば自由にはなれるけれど「不安定」という側面があります。

私自身も売上で不安になることも多少ありますが、ハンドメイドの場合は新作を作ることで売上を作りやすかったりするので、頑張ればどうにかなるところがあります。

メンタル的な部分は、コンサルタントの方など相談できる人がいると助けになると思っています。

アイデアもなかなか一人だとなかなか浮かばなかったり、そもそも何を考えたらいいかわからないことも実際にはあったりします。

売ることはできても、「この先どうしよう」という見通しがひとりでは立たないことで不安になることもあります。

そういった時に相談できる相手がいるということは、非常に心強いものです。

在宅ワークを始めるための一歩目

ハンドメイド作品の販売は、モノがひとつあれば「売ってみる」ということがすぐにできます。一個だけ売ってみる、というのは非常にハードルが低いです。

反対に、「これを仕事にしよう!」と未知の未経験分野に飛び込んだり、「起業するぞ! さあ、勉強するぞ!」とお金をかけて気合いを入れるケースだと空回りしてしまうことがあると感じています。

一個売れて、楽しくなってきたからもっと作ろう、という気持ち。そうなったらもうこっちのもの。プロセスが大切なんです

私の周りで独立して在宅ワークで頑張っている人も、意外と専門の学校に通っていたりするケースはなかったりします。

それよりも好きでハンドメイドを続けてきたことが、結果的にお仕事になることが多いので、プロじゃないからと諦める必要はありません。

好きで得意なことであれば、やってみる価値があると思います。

私の場合も最初は「ミシン」と「スマホ」「郵便局」の3つだけでスタートしました

けっこう驚かれるのですが、私って最初はパソコンも持っていませんでした。

それでも売上は作れていましたので、何かを始めるには本当に便利な世の中だと思います。

以前はお金がないと起業なんてできないものと思い込んでいましたが、今は仕入れに関してもスマホひとつあれば発注できてしまいます。

もちろん、営業や販売についてもそうです。

昔は山間のふもとの陶芸家が年に何回か展示会だけを開いていたのが、今ではCreema(クリーマ)やiichi(イイチ)などの販売サイトに出品できるようになったわけです。

これが忙しいママだけでなく、地方であっても起業・副業がしやすくなった背景でもあります。

とにかく今は何をするにしても「一歩目」のハードルが低い世の中です。

まずは「月5万円」の利益からスタートしてみましょう!

大きく何か覚悟を決めたり決断をする前に、まずは軽く一歩目を踏み出してみると新しい未来が始まっていきます。

ぜひ、その一歩を踏み出してみてくださいね。

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